1953-07-03 第16回国会 衆議院 労働委員会 第7号
当時の孫田、末弘あるいは菊地、これらの教授は、ことごとく賃金請求権はあるのだ、こういうように言われており、ドイツ学会においても論争になつておる。ところが、この二十六条ができて、そのおかげで百分の百もらえるものが百分の六十しかもらえない。しかも厳格に労働法上規定されました関係で、むしろ払わなくてもいいのだ、こういう状態を呈して来たと思うのです。
当時の孫田、末弘あるいは菊地、これらの教授は、ことごとく賃金請求権はあるのだ、こういうように言われており、ドイツ学会においても論争になつておる。ところが、この二十六条ができて、そのおかげで百分の百もらえるものが百分の六十しかもらえない。しかも厳格に労働法上規定されました関係で、むしろ払わなくてもいいのだ、こういう状態を呈して来たと思うのです。